事業報告

自然体験型観光|秋の稲刈りとアイガモ触れ合い体験編(門藤農園)

はじめに

春に実施した田植えとアイガモ放鳥体験の続編として、稲刈り体験イベントを継続して実施しました。田植え体験に参加されたご家族等を優先的にご案内し、当日は4組15名の方々がご参加しました。

田植え体験の様子は、以下の記事にまとめています。

自然体験型観光|春の田植えとアイガモ放鳥体験編(門藤農園)

イベント内容とワンポイント

イベントの概要と工夫した点は、以下のとおりとなります。

イベント概要

・開催日時:10月8日(土)10時~13時
・参加人数:4組15名(大人:6名、子ども:9名) ※全て田植え体験参加者
・参加費:1,000円/組
・内容:
稲刈り、アイガモ触れ合い、発芽玄米等の試食会

イベントに参加できなかった方には

2組のご家族は残念ながら学校の行事等で当日は参加できませんでした。
よって、門藤農園と参加者が直接連絡を取り、個別で収穫体験ができるように調整を行いました。

成長したアイガモとの再会

門藤農園では収穫の2週間前には田んぼからアイガモを引き上げます。
よって、イベント当日は特別に柵で囲ったスペースにアイガモを放ち、参加者の方々に触れあってもらえるようにしました。また、稲だけでなくアイガモの成長も見て、直接触れてもらえるようにしました。

イベント実施目的

イベント実施目的である食の安全や大切さを考えてもらうため、田植え体験で植えた稲がシカなどの野生動物による食害にあっている状況も、そのまま体験者の方々に伝え、農作業や自然農法の苦労と食の安全への想いを知ってもらう時間を作りました。

春のイベント同様に、畔に持参したレジャーシートを広げて、ピクニックの時間をとりました。今回はおかずだけ持参してもらい、門藤農園自家製の発芽玄米や古代米が振る舞われました。門藤農園のファンや消費者層を形成し、またイベント終了後も継続的な繋がりになるよう、試食会をイベントに組み込みました。

今後のアクション

門藤農園とのイベント後のフィードバックにて、来年の定期開催だけでなく、地域の直売所を基点にした、地域農家が実施する体験イベントの企画やプロモーションなどを支援し、面として連携の輪を広げていくこととなりました。

留学生グループとの交流による賑わい創出

後日、地域の直売所の担当者とミーティングを行い、自然農法の認知度を上げ、かつ里山環境の保全を目的にした観光イベントを、通年で2023年春から実施することとなりました。こちらの企画の進捗も引き続きご案内します。

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