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統計調査結果
2023年の観光統計調査を市と連携して実施しました。観光消費額や観光客数とその推移は以下の図の通りとなります。
単位:万人・百万円
観光消費額は111.7億円と昨年比123.8%、2019年比100.2%。総観光客数は367万人と昨年比130.3%となり、過去最高の値となりました。一方で、1人当たり観光消費額は3,039円と昨年比95.0%、2019年比76.8%となりました。
調査結果から
消費額、観光客増加が増加した主な要因は以下であると考えられます。
- 2022年7月にオープンした道の駅西条が2023年通年で営業を開始
- 県外観光客割合の高い拠点の集客がリベンジ消費により伸長
- 地域の祭りやイベントが段階的に通常開催
- DMO連携事業者、イベント等(12件)を統計調査ポイントに新たに追加
また、1人当たり観光消費額が減少した要因としては、20万人以上の観光客が訪れる東広島を代表するイベントがコロナ禍を機に実施内容を見直した点や、上記の観光客数を大きく伸ばした観光拠点等の平均単価が全体を押し下げたことが挙げられえます。
今後のアクション
今年度、東広島市が策定予定の観光総合戦略との整合性が図られたDMOアクションプランを推進することで観光消費額のアップに向けて消費単価や観光客数の増加に引き続き取り組んでいきます。
具体的に令和6年度は、リピーター率の向上や滞在時間の伸長を目指し、体験コンテンツの開発と磨き上げや市内外の団体と連携した周遊促進、一元的な情報発信等を重点的に行っています。
各事業に係る実施報告は引き続き当WEBサイトから報告させていただきます。